理学療法士有給処理で暇すぎて夏目漱石文学を攻める
最近仕事を辞めて有給処理期間で毎日やることのない日々を送っています。
たまにある特養の入浴介助のバイト以外労働はしていません。
株の投資もうまくいっていなく、やることなすこと大抵うまくいっていません。
遊びにいくにも週に1~2回くらいしか一緒に遊んでくれる人はいないので、まあ暇な日々が5日あります。
最近暇すぎて結婚でもしようかと、危ない橋を渡ろうとおもうこともあります。
とりあえず暇なので図書館に入り浸っています。
新聞と経済、科学雑誌を読み漁り、投資につながるかどうかしらべていますが、あんまり結果はでません。
そんなこんなで、図書館も大体読みたい本を制覇してくると、昔学校で習った文学とはどういったものだろうというどうでもいい好奇心が生まれてきました。
千円札にもなった夏目漱石とはどんな人物だったのだろうと、ふと疑問をもちまして、夏目漱石の本をいまさらながらよんでみようとおもいました。
吾輩は猫であるは、中学校ぐらいの教科書でちょっとふれたことがあります。
吾輩は猫である名前はまだない。ぐらいしか内容的には覚えていませんでした。
ページ数が400ページぐらいあったので吾輩は猫であるはとりあえずキープしてまだよんでいません。
ページ数の少ない「坊ちゃん」をとりあえず読んでみました。
意外と面白かったです。
内容的にはキレやすい新卒教師が地方の学校に赴任し、学生にハブられ、嫌な上司と先輩に噛みつきまくって、結局暴力をふるって、やめて地元に帰るといった話です。
今の時代によんでいると、よくこんな物語を雑誌がのせたなとおもうようなものです。
読んでいて主人公に腹が立つくらい自分勝手で、新卒で何もわからんくせに文句ばかりで結局1カ月で、教頭を殴って辞めるというめちゃくちゃな話でした。
悪役の教頭先生は、当時の大卒(今なら博士ぐらい)のインテリで、女にもよくもてて、かっこをつけたがるひとです。
理論的に物事を説明して、新人の主人公にも目をかけ、とりこもうと立場をあげてくれるように尽力もしてくれます。
そんな人に対して反発するひともいます。その人の派閥にはいってしまい、結局そのひとの影響をうけ、その上司を追い落とそうと画策して、結局策だけだはうまくいかず、殴って、地元に帰るといったどうでもいいような話です。
マンガにすると1話で終わりそうな話です。
今なら逆にこんな新卒職員が入ってきた場合の対処法として、どういった方法をとるべきかというマニュアルができそうなほど主人公は、ブラック職員でした。
昔からこういう人が多いのが日本の社会だったのかもしれません。
昔の文学も意外と新しい発見になりますね。