理学療法士の講習会はぼったくり、ダフ屋並みの資本主義
以前から理学療法士の卒後の勉強会などでいろいろなセミナーに参加することに
意味があるのかと思っていました。
新人の頃は私も技術や知識を学ぼうと毎週のように高いお金を払って勉強会に
全国津々浦々してました。
大体相場が1日1万。2日で2万ぐらいです。もっと高いものもあります。
2日で5万、コース半年で50万とか。
これは資本主義経済からいうと適正価格なのでしょう。
こんな価格でも、飛ぶように参加者が申し込み、申し込み終了でいけないといったことがあります。
毎年新卒理学療法士が1万2千人もでていれば、勉強会の応募人数からいって足りないのでしょう。
理学療法士協会が主催している新人講習はクソみたいにつまらない講習なので行く気にもならないです。
過去に協会に入っていた人で新人講習をうけないと次のステップに進めないといったひとたちは、つまらない研修のせいでこの教会とおさらばした人が多いです。
ただ理学療法士協会でしか賠償保険をやっていないのが残念です。
三井住友海上がやっているのですが、協会員でした保険加入ができないです。
メールで会社に問い合わせてみましたが、個人での加入は認められないみたいです。
仕事中での事故の場合どこまで法人が保証してくれるのかは、介護保険か医療保険でも変わってきます。
介護保険事業所の場合は、事業者が損賠賠償保険に加入することを義務づけられているので、過失で死亡事故をおこしても全額その保険から支払われることになります。
故意の場合は別でしょう。
医療保険従事者の場合も任意で入る形になっています。
その施設がどういう保険に入っているか一度確認したほうがいいですね。
やばい病院は個人に理学療法士協会に加入を義務づけ、保険を対象から外すことがあります。
話がそれましたが、理学療法士の勉強会にいくぐらいならまずは職場の先輩にいろいろ教えてもらうのが一番でしょう。
安いし、フィードバックもくれるし、ほかへの応用も教えてくれるし。
今は職場の先輩も増えているはずです。
昔は数がすくなかったので講習で勉強するのが慣例だったのでしょう。
今いる先輩たちはおそらくムダ金をはたいてきた人たちが多いです。
その中で使えるものだけ聞いてると時間の無駄も省けます。
講習会の場合は、時間を埋め合わせるために、必要でないことも盛ってきます。
結局臨床ではつかわないのに、時間だけ無駄にとられます。
休みの日に参加して無駄な時間をさかれるのは、金と時間の無駄のダブルパンチ。
研修会に参加するお金があるならば、投資に回すといいでしょう。
奨学金を借りている人なら先に奨学金を返済するのがいいでしょう。
奨学金も年利2%なんて暴利になっているのもありますし。
年利2%で300万の学費を借りていたら、年6万円の利息がついてきます。
月に直すと5000円です。
理学療法士の安月給で300万を返すとなると、月5万返しても5年かかります。
利息をいれると6年くらいになるでしょう。
6年たつと22歳で卒業すると28歳ですね。その時点で資産0円は悲しいです。
もしくだらない勉強会に参加するならば、新人で奨学金を持っている人がいるなら
まず奨学金を返しましょう。