理学療法士の将来2018
新年あけましておめでとうございます。
リハビリ業界は毎年厳しくなってきています。
次回の診療報酬改定では若干のプラス改定でした。
医療の部分のプラス改定なんてリハビリにはいかずに、看護・介護にながれるだけで
理学療法士などのリハビリ職は毎回ながらの減額におちいるでしょう。
毎度ながら、リハビリ業界の将来には不安しかないです。
この業界に新たに入る人がいたらやめることを絶対におすすめします。
今いる人たちは人生の失敗として別の職業にすすむことがお金を稼ぐためにはいい
でしょう。
仕事としてしては楽しい職場です。
あまり残業もないし、成果を出さなくてもいいクソみたいなセラピストが横行
している業界です。
特に関西ではやっているボバース宗教理論とかでは、ベッドで寝かして、姿勢を
ととのえるだけで、保険点数を請求するといった状況です。
ただねかせているだけで多くの国民が負担している健康保険の保険料を搾取してい
る業界団体なのが悲しいですね。
そんなこんなで、やはり今後の理学療法士の給料はあがるわけがないでしょう。
世間は賃上げムードになってきていますが、医療保険の改定のプラスが0,5%ぐ
らいです。
経団連には3%の賃上げを依頼しています。
0.5%なんて材料費の高騰でほぼ消失するでしょう。
医療物品もドンドンあがってきています。
しかしながら理学療法士には処遇改善金は一切支給されません・
介護職員で10年やっていれば月に8万円国家から補助金がでる時代になっている
のですが、リハビリ職には全く関係のないことです。
いろいろリハビリ業界のいままでのやり方で成果がでないので、国からの保険
点数が削られていくのは当然の流れでしょう。
成果のでないベッド上モミモミで保険点数を請求していたバツがくだったとはやく
業界はきずくべきです。
今の介護業界では、理学療法士のリハビリはベッドで寝かせて廃用をつくっている
だけなので、介護職員が歩行をさせて自立を促すという流れになっています。
看護師のイメージでもリハビリはベッドでモミモミのイメージが強いようです。
看護師として仕事していてもやっぱりリハビリなんてマッサージ屋さんのおまけ
程度なのでしょう。
社会からはリハビリ業界は後ろ指をさされている状態です。
いま働いているひとたちは、しっかり仕事をしてほしいもんですね。
これから理学療法士のなりたいとおもう人はもういちど立ち止まってから、
本当に考えて仕事を選んで欲しいです。
腐った組織はなかなか治りません。まちがったリハビリを教えられるぐらいなら
資格なんてとらなくても、運動療法をするフィットネスをつくったらいいとおも
います。
この業界は業務独占ではないので、だれでもやろうとおもえばできます。
ロボットが最有力でしょう。
リハビリは所詮患者のアシスタントで、トレーナーです。
これからの患者は知識もおおく、自分でITを駆使できる人たちなので、セラピストな
んて必要なく、自分で必要なメニューを選択してロボットがサポートしていくでしょう
これからはすべてリハビリメニューも患者自身が作っていく時代になっていくはずです
私が患者の立場なら、体がうごかなくても自分がきめたようにやりたいです。
情報がふえてくると正しくても正しくなくても自分が決めたとおりにできなければ満足できない、失敗しても納得ができないものです。
いままでの高齢者のイメージは崩れるでしょう。今までは戦後中、戦後を耐え忍んできた人たちですが、これからはものがあってそれを使いこなして、発展させてきた人たちです。
考え方が全く変わってきます。50代60代のリハビリをすると事前に情報収集はすでにされています。
これからはリハビリをしてあげるではなく、リハビリをサポートするトレーナーぐ
らいの意識が必要になってくるのでしょう。
プロスポーツの選手がゴールに達成するのは、一番は選手の能力。
リハビリの場合も自宅生活に復帰するとう競技にもどれるかは選手の能力。
それをサポートするのがセラピスト。セラピストが全面でベッド上モミモミしていたら
選手も運動しません。練習しません。
理学療法士がリハビリをやってあげたという考えをもっていたら、近いうちに職種じ
たいなくなり、スポーツトレーナーにとられてしまうでしょう。
むしろ国家としたはそのほうがいいのかもしれません。