リハビリは時間制でなく成果制にしてほしい
急性期や、回復期では1単位20分でリハビリのコストをとっています。
リハビリは時間がかかりますが、時間で点数を取るのは早くやめるべきでしょう。
時間をかければかけるだけ効果がある人もいますし、時間をかけても効果のない人もいます。
時間をかけても自然回復を見守っているだけのリハビリになっている現状は打破しないといけません。
回復期で長ければ3時間もリハビリのコストをとれます。脳疾患なら2500円1時間でコストがかかります。
どう考えても回復のないひとや、最近の医療の進歩でほぼ自立回復できるひとでも病院のベッドコントロールのために期限ぎりぎりまで伸ばして医療費をとるといった状態です。
市民病院などは、すぐに救急車がきてベッドの回転率が言われますが、民間の病院はベッドを埋めていないと赤字が増えるという惨状です。
必要のない入院期間や、必要のないリハビリが横行しています。
全て成果報酬にしたらいいとおもいます。
退院時に病状の回復、ADLの回復がない患者、簡単にいえば入院時より元気にならなかった患者には入院費を減額するといった診療報酬体系にして成果報酬を前面にだしてほしいです。
寿命のために入院時より退院時のほうがかならず落ちていく人もいるでしょう。そういう場合は、病院にいることで逆に機能の低下がおこるので早く介護施設に移送してあげたほうがよっぽど人間らしい生活ができます。
病院はいまだにベッドで寝たきりの生活しかないです。
療養病床や回復期病床も完全廃止し、すべて介護保険化でまかなうように大改革をしたらよいでしょう。
医者なんていてもいなくてもこの時期はほとんど意味ありません。
看護師やセラピストがおおくいるほうがよっぽど手厚いことができます。
医者や医療機器がない分その分を介護保険の職員の処遇改善に回したらいいでしょう。
80過ぎて急性期の医療をしたら、そのあとは看護師だけで判断して処置できる仕組みをつくればいい社会になるはずです。
医師会なんて廃止して、医師の業務独占廃止をうたう政党がでてくることを期待しています。