国民皆保険、皆年金が日本の社会を社畜化する
働き方改革について考えてみます。
日本の社会は国民皆保険、皆年金のおかげで社会的な安定がある程度なされています。
しかし、この制度のおかげでフリーランスで働く人と週30時間以上働いて社会保険をかけれる人とで圧倒的な、格差が生じてしまいます。
社会保険料の半分を企業が払ってくれるとはすばらしい制度です。
月に4万近く社会保険料をはらっていたとしたら、その半分の4万近くを法人が払っていることになります。
健康保険なら月に1万8000円程度になりますが、国民健康保険にすると一気に3万5000円くらいとられることになります。
国民年金なんて1万6000円くらい払っても厚生年金のもらえる額にくらべるとはしたがかね程度です。
おんなじだけ払っても厚生年金はいってたら会社が16000円くら上乗せして払っていることになります。
この社会保険制度が、フリーターになることを躊躇することになってしまいます。
理学療法士の場合訪問リハ1件4000円をひたすら週に5回やったほうがよっぽど収入になります。
ただそうなると社会保険にははいれません。
パートの理学療法士2500円を小刻みにいれていったほうが、年収はよっぽど増えます。
ただ社会保険にははいれません。
この社会保険制度のおかげで、クソみたいな組織に一応は居続けないといけない感を感じてしまいます。
その時点で社会の負け組ですが、まだ自分は負け組サラリーマンということです。
資産が1億超えてくると週30時間のパートで社会保険だけかけるという選択肢がうまれてくるのでいいでしょう。
正社員というのはわけのわからん組織論で、クソ非効率的なあほの管理職の指示をきかないといけないのが苦痛ですね。
それなら起業すればいいのでしょうが、それもめんどくさいのでどうしょうもないぶら下がり社員です。
社会保険制度がなくし、税金をもう少しあげて同じ福祉制度をうけれるようにすると、もっと多様な働き方ができ、時間を有効につかえるはずです。
日本が世界で一番の社会主義国といわれるゆえんはここにあるのでしょう。
自由主義社会を謳歌するにはこの制度をなくしてしまうのがいいでしょう。
そうすると国の社会保険費用の支払いもへり、財政も健全化し成長戦略に投資でき、日本の底力が上がるはずです。